R.シュトラウス:楽劇「サロメ」全曲 [DVD]



R.シュトラウス:楽劇「サロメ」全曲 [DVD]
R.シュトラウス:楽劇「サロメ」全曲 [DVD]

ジャンル:DVD
収録曲:楽劇「サロメ」全曲,
セールスランク:77078 位
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大絶賛!

当代きっての含みのある声をもつユーイング。まさに鬼気せまる迫力で一瞬一瞬めまぐるしく
変わるサロメの感情を演じます。その歌声に加え、その表情、目の力、腕の動き!
恋焦がれるヨカナーンに絶対的拒絶を受けると、階段で苦悶する。歌わず、体の動きだけで絶望と狂気の芽生え、
サロメという女性が敗北する瞬間をみせます。
その激しさ、一途さ、狂おしさが、なんとも幼くて切ない。
サロメの狂気は、悲しさの裏返し。今日初めて恋を知り、その感情がほとばしる喜びを感じている間もなく、
思いはたち切れされる。自分をとりまく厳しい現実。逃れられない運命。
話はテンポ良く進み、「これで、あの短い話が持つのか」の危ぶまれるほどですが、話題になったあのダンス・シーンの後、
本当の見せ場があります。汗で全身キラキラ光り、大きな目も潤み、生首をかかえた異常な場面に、
すべての感情が吐露され、悲しさと狂気が入り混じるやり切れなさが迫ります。
エロスが話題になりがちな「サロメ」ですが、その真髄は、虜の身であった若い娘の激しい悲恋という解釈でしょう。
予想をはるかに上回るユーイングのサロメの熱演ぶり

『サロメ』には名演名盤と言えるものが多数記録されており、このDVD以前にも、すでに映画仕立てのベーム/ウィーンフィル盤と、このDVDと同じコヴェントガーデンによるドホナーニ盤とが、いずれも名盤としてよく知られています。このダウンズ盤は、例の「七つのベールの踊り」の場面で、主役のユーイングが全裸姿を披露するということばかりが巷の話題になってしまった感がありますが、それ以外の点でも、上記の両盤に勝るとも劣らないすばらしい内容です。私など、ユーイングには、『フィガロの結婚』のケルビーノなどの少年役のイメージが強かったのですが、まさかここまですさまじくサロメを演じきってくれるとは思ってもみませんでした。その他の出演歌手たちも、皆粒揃いの見事な演技と歌唱を楽しませてくれています。舞台装置も、ベーム盤ほど具体的ではなく、ドホナーニ盤ほど抽象的ではない、ほどよい造りになっています。そして何といっても特筆すべきは、コヴェントガーデンオーケストラの演奏の素晴らしさです。一つ一つのフレーズや細かい音の動きが実に丁寧に演奏されており、録音の優秀さとあいまって、この作品の持つ、ドイツオペラならではの緻密な情景描写や心理描写を隅々までたっぷり味わわせてくれます。それだけに、他の盤以上にかなり過激でおどろおどろしい雰囲気の強い上演になっていますので、お子さんや気の弱い女性の方などとご一緒に鑑賞なさるときには、くれぐれもご注意を…。
ついに登場、きわめつけのサロメ

サー・ピーター・ホール演出のコヴェント・ガーデン版サロメ。これまで長らく輸入版ビデオで鑑賞され、存在は知られていたものの、このほどDVD文化?の発展により(本当に、お金さえ出せばどんな作品でも手に入るようになりましたねえ・・・)、これもDVDが出ました!この作品は、多分初めてでしょうが、「七枚のヴェールの踊り」によって、サロメが(一瞬ですが)全裸に、ということで話題になっていますが、これ以後、サロメといえば煽情的なコスチューム、という演出になっていった、エポックメイキング的な作品です。夫であるホールが妻ウェイングを舞台で脱がす、というのもどうも何だか、ですが、演出というのも結局みんな追随するものなのか、今やサロメといえばすっかりセクシー衣装というのが定番。実際、ワイルドの原作のト書きには、「サロメ、七枚のヴェールの踊りを踊る」としか書いていないんですがねえ・・・。それはともかくとして、主役のエウィングは、若くも美人でもないのに、オペラ歌手にしてはほっそりとしているせいか10代の小悪魔に見える不思議な存在(ちなみに、ポメル演出の「フィガロ」ではケルビーノ)。ヨカナーンも、細身で、よくあるむくつけき、とてもサロメが惚れるようには見えない歌手とも大違い。他のそれぞれのキャストもイメージ通り。また、舞台デザインもエキゾチック。非常に完成度が高く美しい舞台で、楽しめます。
祝!DVD化

長らく輸入版ビデオでその存在を語り継がれてきた「全裸サロメ」。長い間かかりましたがやっとDVDに。
これ以後は、サロメの演出の「裸化」や「衣装のスケスケ化」(マルフィターノなど)が急速に進んだ、というエポックメイキング的な作品(しかも演出家はユーイングの夫であるサー・ピーター・ホール!)。

しかし、ユーイングのサロメはその話題性を除いても、そんなに美人でもないのに16歳のサロメに見える雰囲気、細身の体、不思議な官能性を見せてくれる、正に極めつけのサロメです。妖しい小悪魔悪、というイメージ通り。
舞台のセットもエキゾチック。

また、白く細身のヨカナーンも、原作の、サロメが惚れた彼のイメージに近いです。どんなにサロメがセリフで誉めていても、「これが??」と思うようなむくつけきヨカナーンが多い中で、これも貴重です。
とにかくようやっとDVD化が決まり、嬉しい限りです。



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