手塚治虫、初期のSF漫画を映画化したアニメ「メトロポリス」。製作期間5年、最先端の技術を駆使し、総作画枚数15万枚を投入した本作が魅せるのは、壮大なスケールで描かれた未来都市の姿である。 どのシーンを切り取っても画になるハイクオリティな作画はもちろんだが、手塚が原作で1ページを使って描いたモブ(群集)シーンを再現した映像はとにかく圧巻。緻密に描かれたリアルな背景とレトロな雰囲気を残した手塚キャラたちが融合することによって、温かみをもった世界が展開される。 物語は、文明の絶頂に達し感情をもつロボットを生み出すまでになった人類と、その先にある悲しみという原作のテーマを踏襲しつつ、オリジナルのストーリーを再構築する形で作られている。脚本を担当したのは『AKIRA』の大友克洋。監督は「鉄腕アトム」の演出もした、りんたろう。豪華スタッフの共演で実現した文字どおり超大作アニメである。(井上新八)
天使だよ・・・
たまにはアニメでも見ようと何気ない気持ちで手にしたのがこの映画。
原作が手塚治虫で脚本が大友克弘、監督がりんたろう。この三人で作る映画とは一体どんなもんだろうと思い、どれみて見れば・・・。
音楽と映像美。凄すぎる、アニメってこんなに凄いことができたのかと心から思った。
天使のようなティマからラストにいくにつれて悪魔のような姿になってビルの崩壊と共に落ちていくティマの顔が切ない。
見終わったら既にこの商品をクリックしていました。
私は大好きです
ムットーニ氏の自動人形をご存知でしょうか? この映画はまさにあの世界。 ジャズや色彩の雰囲気、未来の舞台設定でありながら、レトロさを醸し出す背景。 ざわめくバーの中で、一人浅く酔いながらまどろんで見る夢のような映画です。 いわゆる「アニメ映画」を求めて鑑賞すると、がっかりすると思います。「ロボット」という題材が好きなので、それを扱った他の映画も何本か観ましたが、コメディでない限り、だいたいは哀しい結末に終わります。 それは、ロボットというものが、人によって、人の役にたつために作られている、所詮は道具だという事実があるからだと思います。 この作品では、そのことによって起こる悲哀や弊害が、いろいろな立場の登場人物の視点から描かれています。 主人公は平凡な少年。彼が事件にまきこまれる形で物語は始まり、様々な人物の思惑で進行していく。 そして物語の最後には、何もかもが崩れ去ってしまう。 だが、後味の悪い映画ではなく、むしろ希望が感じられるラスト。 鑑賞後になって読んだ脚本はかなり身も蓋もない感じでした。あの脚本であのラストにもっていった監督の手腕には脱帽。絵コンテは必見! アメリカのトップクリエイターが評価するのは、ノスタルジーを感じるからなのかも。あの雰囲気、個人的には大好きです。
良くも悪しくも現代アニメ
りん&大友コンビが、手塚治虫の初期傑作を最新技術でアニメーション化した作品。映像的にはデジタル技術によってレトロな感覚と鮮烈な色彩が調和しており、見事。ただ、物語自体は間延びした感があり緩慢だ。本来壮大な物語であるため、脚本をもっと練って、ストーリーの緩急や登場人物たちの感情をさらに表現すれば、一級のアニメ映画となったのに、残念。また、主題歌をはじめBGMもジャズが多用されており、これ観る側の好き嫌いが出るのではないかと思う。 我が敬愛する手塚氏本人が今の技術を持ってメトロポリスを製作したらどんなになったろう、と実現できるわけもない空想を働かしてしまった。
バンダイビジュアル
鉄コン筋クリート ART BOOK クロside 基礎工事編 鉄コン筋クリート ART BOOK シロside 建築現場編 SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.30 ギャラクシーフォースII~スペシャルエクステンデッドエディション~ HEROES / ヒーローズ DVD-BOX 2 パプリカ デラックス・ボックス(2枚組) [DVD]
|